インテリア雑誌「MODERN LIVING(モダン・リビング)」を発行するハースト婦人画報社(東京都港区)は6月10日、インテリアコーディネート事業を拡大するために、不動産事業を展開する東急コミュニティー(東京都世田谷区)と、企業へのコンシェルジュサービスを提供するTPO(東京都港区)との業務提携を発表した。
同社が手掛けるインテリアコーディネート事業「ML STYLING(エムエル・スタイリング)」がスタートして今年で3年目を迎えたことを機に事業を拡大する。
同事業は「モダン・リビング」が認定したインテリアコーディネーターが、個人邸のコーディネートを請け負うサービス。同社によると、2023年は受注件数が前年比3倍、平均受注額が1200万円と業績は好調に推移している。
今回の業務提携は、東急コミュニティーが管理を行うマンションを対象としたもの。管理組合から依頼を受けた物件内の共用エリアをコーディネート、「モダン・リビング」の本誌とデジタルメディアに掲載する。また、TPOが提携する企業の従業員に同サービスを紹介するという。
同誌は1951年の創刊以来、建築やインテリアの特集を発信しているラグジュアリー住宅誌。
ML STYLINGの詳細は 公式サイトhttps://mlstyling.modernliving.jp/