今、注目されている「Japandi」という新しいインテリアのスタイル。
Japandi(ジャパンディ)とは、Japanese(日本の)とScandinavian(北欧の)を融合したスタイルのこと。
インスタグラムでは#japandiが11.5万件と、現在海外を中心に注目され始めています。
日本風の直線的でミニマルなデザインと、北欧風の柔らかい雰囲気、曲線的なデザインを
ミックスさせた、和風モダンとも、北欧ナチュラルとも違う落ち着きのあるスタイルです。
異なるスタイルを掛け合わせて作るインテリアは、なんだか難しそうな気がしますね。
日本と北欧、約8000キロも離れた国同士ですが、デザインにおいて共通する点がいくつかあります。
日本風、北欧風といわれてどんな雰囲気のお部屋を想像しますか?
日本風のインテリアといえば、障子に畳のいわゆる和室を想像する方が多いと思います。
幕末から明治にかけて日本を訪れた多くの外国人が、日本の家屋を見て
「木と紙でできた不思議な家」と表現したように、日本らしい美しいインテリアのポイントとして「ミニマルさ」「自然素材」が挙げられます。
障子や畳はメンテナンスを施すことで、モノを大切に長く使うという事も日本らしさの一つではないでしょうか。
掛け軸や一輪挿しなど、ポイントで飾り付けられていることも繊細な気遣いが感じられます。
では、北欧らしいインテリアというとどんな雰囲気を思い浮かべるでしょうか。
北欧圏では厳しい冬と短い日照時間を心地よく過ごすために、居心地の良い家づくりを大切にしています。
家で過ごす時間が長いため、飽きの来ないシンプルなデザインと、上質な天然素材をふんだんに使用した
家具やテキスタイルでインテリアをまとめます。
「良い物を長く大切に使う」という北欧の方々の心を感じますね。
シンプルなだけではなく、明るさを感じられる大胆なデザインのテキスタイルなども使用されます。
また、デンマークにはヒュッゲ(Hygge)という言葉があります。
「居心地の良い」「楽しい時間」を意味する言葉で、
ロウソクの明かりを灯し、家族や大切な人達とゆっくり過ごす時間のことを指します。
ゆっくり、ほっこりした時間は、畳に寝転がる時間や、こたつで過ごしたり、縁側で日向ぼっこする時間を思い出させます。
日本と北欧では、「自然素材のもの、上質なものを手入れしながら長く使うこと」や
「シンプルで居心地の良いインテリア」「ゆっくり過ごす時間」など、全く違うようで共通点があるのです。
日本と北欧のインテリアの共通点から、
Japandiスタイルをつくるポイントを5つにまとめました。
①飽きのこないシンプルなデザイン
②上質な自然素材
③明るい柄のテキスタイルなど装飾をポイント使いする
④障子やキャンドルを思わせる優しい照明
⑤わびさび、ヒュッゲな時間を過ごせるミニマルなインテリア
このポイントを抑えて、上質なおうち時間を過ごすための
Japandiスタイルを作り上げてみてはいかがでしょうか?
マスターウォールは岡山県発 職人の技が光る日本の家具メーカー。
元は婚礼箪笥を製造しており、その伝統の技術をウォールナットの家具に生かし
創業から60年経った今も愛される商品を生み出し続けています。
畳の上に置いても跡が付きにくく、かつ動かしやすい脚構造のラウンジダイニングチェア。
ウォールナットの無垢材で作られたシンプルなフレームは、畳が描く垂直な線とともに静謐な空間をつくりあげます。
鳥居を思わせる天板と脚のバランスが日本的でもあり、シンプで、どんなデザインの椅子とも好相性。
シャープな雰囲気がJapaneseとScandinavianの両方を繋ぎとめてくれる存在です。
"Less is More"(=より少ないことは豊かなこと)から"MORELESS"と名づけられたソファ。
無駄をそぎ落とした禅の心を感じさせるデザインと、日本人に馴染み深い「座」の生活に寄り添ったスタイルは
Japandi(ジャパンディ)スタイルでも存在感を放ちます。
円と直線から構成されるシンプルなデザインの小ぶりなサイドチェア。
日本人は根付やぐい呑等の小さいが手の込んだものに、豊かさを感じて愛でてきました。
小さいながらも凛とした使い勝手の良いチェアは、北欧風インテリアに一点投入するだけで
ぐっとJapandi(ジャパンディ)に近づきます。
無垢材の背もたれを支えるひとつなぎの後脚が特徴のダイニングチェア。
キリッと締まったウォールナットに柔らかな曲線、
無駄なパーツが一つもない洗練されたチェアです。
オーソドックスなスタイルをベースにしたハイバックのラウンジチェア。
畳擦り仕様の脚は、和室の空間にもよく合い、体重を分散させることで畳の表面を傷つけにくい仕様です。
和室にラウンジチェアを置くというアイデアもジャパンディではないでしょうか。
気密性の高い桐箪笥の技術が盛り込まれたチェスト。
婚礼箪笥から始まったAKASEの、マスターウォールの元祖ともいえる職人技が光る収納です。
すり込み引出しの伝統の技で、大切な衣類もしっかりと保管できます。
柔らかくなりすぎないデザインでJapandi(ジャパンディ)スタイルを引き締めましょう
Japandi(ジャパンディ)スタイルに欠かせないのが北欧ブランドの名作照明たち。
マスターウォール オンラインショップでは柔らかな光と圧倒的な存在感を放つ照明をセレクトしました。
和紙を思わせる樹脂素材から光を放つ照明。
ランプの骨組みとなるスチールワイヤの穏やかに流れるようなラインと相まって、
あらゆる室内空間に美しいデザインと柔らかな明かりをもたらします。
ランタンの呼び名を持つモデル101は、レ・クリント創業翌年より生産され続けているシリーズです。
日本の折り紙をヒントに、1枚のプラスチックシートからつくられた精巧なプリーツは、上下左右どの角度から見ても完璧な美しさであるよう計算し尽くされています。
“デンマークから生まれた明かりの名品”LE KLINTから
日本の折り紙にも影響を受けた、伝統の直線が美しいシリーズです。
規則的に続く折りは美しい陰影を生み出し、レ・クリントの原点となっています。
シェードは創業時から変わらず現在もデンマークの工房で熟練した折り職人によってひとつひとつ丁寧につくられています。
くっきりとした力強いフォルムのフロストガラスより柔らかな光を放つデザインは
北欧生まれながら東洋的な雰囲気を持っており、Japandi(ジャパンディ)スタイルにぴったりです。
Tom Rossau(トム・ロッサウ)が作り出すランプは、
素材の持つ自然な表情に光と影が織りなす彫刻的な表現を加えるという彼独自のアイディアによってデザインされています。
バーチ材のシートが落ち着いた温かみのある光を放ち、インテリア全体を調和させてくれます。
マスターウォールに合わせて、こんなアイテムはいかがでしょうか?
北欧生まれの名作チェア、海外のJapandiスタイルでよく見受けられる製品などをセレクトしました。
CARL HANSEN & SON CH24
言わずと知れた北欧デザインの名作チェア。
マスターウォールのUT1、UT2にもよく合い、お部屋のスタイルを一気にJapandi(ジャパンディ)にしてくれます。
ペーパーコードが美しいラウンジチェア。
海外のJapandi(ジャパンディ)スタイルによく見受けられる、柔らかな雰囲気のラウンジチェアです。
岡山発の家具 マスターウォールと、北欧のプロダクトが織りなす
「マスターウォールとつくるJapandi(ジャパンディ)スタイル」についてご紹介しました。
海外を中心に流行しているJapandiは、日本でも今年から来年にかけて流行の兆しを見せています。
皆さんのお気に入りのアイテムはありましたか?
ぜひ自分だけのJapandiスタイルを作り上げてみてくださいね。