地球にやさしいからという理由で、デザインや快適性に妥協して選んだ家具は、
愛着が湧きにくく大切に永く使うことは難しい。
好きだからという理由だけで選んだ家具は、必ずしも環境に配慮されているとは限らず、
持続的にそれらの家具を楽しむことが難しくなる。
サスティナブル、SDGsが叫ばれる今、愛着を持って持続的に使い続けられる家具を作る上で大切なのは、
「好き」と「環境への配慮」のバランスではないでしょうか。
自分のお気に入りのソファやテーブルが、環境に優しい家具だったら。
環境に優しい家具が、自分のお気に入りだったら。
「好き」も「環境への配慮」も、どちらも我慢しない。
ピッキオシリーズは、そんな想いに挑戦した家具です。
PICCHIO(ピッキオ)とはイタリア語でキツツキのこと。
キツツキ(PICCHIO/ピッキオ)は枯れ木をつついて、自分だけの住みかをつくります。
次の年になると、新たなお家を作るために今の拠点を離れます。
キツツキのいなくなった住みかは、小さな鳥からはじまり、おおきなフクロウまで
続々と森の生きものが住みかとして利用します。
色んな生き物のお家になるうちに、どんどん穴が大きくなり、やがて木は倒れます。
倒れた木は、小さなムシのお家になり、やがて土にかえり他の木の栄養となります。
森と共存しながら、生きものの住処をつくるキツツキは「森の大工さん」と呼ばれています。
キツツキの住みかのように、長く愛される心地の良い家具を作りたい。
そして、キツツキのような森の生きものの住みかとなる木をこれからの未来にも残していけるような、
環境に優しい家具でありたい。
PICCHIO(ピッキオ)はそんな思いから生まれました。
「環境に配慮した商品を開発しよう」
まず着眼したのは、毎日家具を製造するときに出る木の端材でした。
木板から家具に使用する部材を切り出すため、どうしても家具に使用できない小さな部材が発生してしまいます。
これは、AKASEに限らず他の木工家具でも同じことです。
PICCHIO(ピッキオ)は家具に使えない小さな部材を再利用することで廃棄物の
発生量を減らして燃やしたり埋め立てたりする行為を極力減らし、約70年かけて育った
貴重な木を余すところなく使用しています。
環境や生きものに優しい家具作りをすることはもちろん、木の細かなつぎ合わせの独特な
表情や質感を楽しんだり、新しいライフスタイルを創造させるアイテムなど、新たな価値を追求します。
私たちの考えるライフスタイリングはただ家具の提供だけではなく、心地よい生活を送れるようにサポートすること。
ウォールナットは、家具に使用できる大きさに成長するまで実に70年もの歳月を要します。
木を使う企業の使命として、資源を絶やさないための植林、
最後の最後までも畜産農家で再利用するなど、
循環型社会に貢献し、かけがえのない地球を豊かにすることは、
この地球に住む人々の生活を守ることにもつながると考えます。
また、AKASE株式会社は、
端材の再活用家具ピッキオシリーズをはじめ、家具をメンテナンスしながら永く使うこと、
認定中古品やアウトレット商品の取り扱いなど、持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。
「環境に配慮しているから」だけではなく、愛着を持って使用してほしい。
デザイン担当が商品開発に込めた想いとは。
ピッキオ新商品のデザイン担当者へのインタビューは【デザイン編】をご覧ください
サイドテーブルとして使用することができるスペースがついた、奥行の浅めなコンパクトソファ。
サイドスペースは、本や飲み物を置いたり、プロジェクターを置いて映画鑑賞をしたり、多彩な使い方が可能です。
固定背を前後に反転して付けることで、サイドスペースの左右切り替えが可能。
程よい固さを持たせたクッションはしっかりと体を支えてくれます。
木部には丸みを持たせた、軽やかで優し気な雰囲気のソファです。
床下が10㎝あるので、お掃除ロボットのご使用も可能です。
床下から棚板の下の高さが、PS3ソファのベースと同じ高さになるよう設計されており、合わせて使うことでお部屋に統一感をもたせることができます。
並べて使用したり、ソファの背中につけて使用しても違和感なくご使用いただけます。
木部に丸みをもたせ、軽やかで優し気な雰囲気のシェルフです。
A4サイズの書類などを立てて収納できます。
PS3SOFAの背もたれに合わせて使用可能なクッション。張地をソファと揃えたり少し変えて使用したり、
自分だけのお気に入りの組み合わせでお楽しみください。
クッション単体でもご使用いただけます。
森林を守ることは、樹木を育てるばかりではなく 、森に住むピッキオのシンボルマークの キツツキをはじめ、多くの野生動物や、植物、そして私たちの暮らす地球にとっても快適な ものにすることにつながります。
私たちは〝No place like home.〟やっぱり家が一番だね
をミッションに家具を作り続けてきました。
家での暮らしの土台となる地球環境をより良くしていくことが未来の快適な暮らしをつくっていくと 私たちは信じています。