2024/12/05 更新
寒さが続き乾燥が気になる冬は、顔や手先などの保湿ケアが欠かせなくなりますね。私たちの肌と同じように、無垢材やレザーを使った家具にとっても乾燥は大敵!本格的な冬が訪れる前に、家具の乾燥対策をしておきましょう。
木の本来の性質が生き続けている無垢材は、まるで呼吸をしているように、梅雨時や夏には湿気を吸い、乾燥する冬は湿気を放出しています。そのため、四季の移ろいとともに木材が膨張したり伸縮したりするので、温度や湿度の急な変化で反りや割れが起こることがあります。乾燥しやすい冬場、特にエアコンをよく使用するご家庭では、加湿器を使ったり、濡れタオルを部屋に干したりするなどの乾燥を防ぐ対策をしましょう。
オイル仕上げの家具の場合は乾燥しやすいので、1年に1度、特に湿度が変化する季節の変わり目にはオイルメンテナンスをするのがおすすめ。トレナクリーナーでオイル仕上げの家具を洗うことができます。また、オイルワックスを塗り足すことで、乾燥を防ぐと同時に、撥水効果が高まり汚れがつきにくくなりますよ。ただし、ウレタン塗装の製品には使用できないのでご注意を。また、オイル製品でも突板部分への研磨は避けましょう。
キズや汚れも味となって、使い込むほどに風合いが増していく家具ですが、お手入れをすればするほど長持ちして愛着も湧いていくもの。マスターウォールでは、素材に合わせたメンテンナンスキットをご用意し、HPでお手入れの手順を動画でご紹介しています。本格的な冬が訪れる前にメンテナンスをして、お気に入りの家具を乾燥から守ってあげましょう。