毎日使うダイニングチェア。食事をとる時に座るのはもちろん、読書をしたりお茶を飲んだり、家族のくつろぎタイムなど、ダイニングチェアに座って過ごす時間は案外長いもの。
長い時間使うからこそ、座り心地や耐久性はもちろん、デザインにもこだわって選びたい。そんな人におすすめのダイニングチェアをご紹介します。
「ダイニングチェア」というと、ダイニングテーブル1台に4脚の同じデザインのチェアがセットになっているイメージがありますよね。実際、ダイニングテーブルとダイニングチェアを自由に組み合わせて選ぶことができても、1種類のダイニングチェアを選んで、同じものを4脚まとめて購入するという方も多いのではないでしょうか。
でも実は、家族がそれぞれ別のダイニングチェアを選ぶのも一つの方法。家族といっても、全員体格も違いますし、デザインの好みや座り心地の感じ方が異なるのは当然。それぞれ、好きなダイニングチェアが違うことは珍しくありません。
「同じダイニングチェアを選ばなくては」という思い込みを捨てて、まずは全員がそれぞれ、好きなダイニングチェアを1つ決めて、そこからみんなで選んでいくというのも楽しいですよ。
まずは、一番基本的な使い方、ダイニングテーブルとセットで食事をするときに使う場合におすすめのダイニングチェアについてです。
食事をする時に使う場合は、まず一番にテーブルトップと座面との距離が重要。ダイニングチェアの座面の高さが高すぎても低すぎても食べにくくなってしまいます。
ベストなのは、座面からテーブルの表面までの距離が25~30cm程度。このくらいの距離だと、座ってテーブルに肘を置いたときに、肘がきれいなL字型に曲がり、体が一番疲れにくく、リラックスして食事を楽しむことができます。
■無垢材の良さを実感!思わず触れたくなるフォルム「YU UC1 | ユー ユーシー1 ダイニングチェア」 丸みのある優しい印象で、コーディネートのポイントに。
■スリムで軽量なのに強度と座り心地も抜群「YU UC4 | ユー ユーシー4 ダイニングチェア」
背もたれのレザーの味わいも楽しみになるデザイン。(アームの有無が選べます)
食事をするときに加えて、読書をしたりお茶を飲むなど、長時間座ることもあるリラックスタイム。そんなときにおすすめのダイニングチェアは、背もたれに少し角度がついていたり座面のクッションが柔らかめなど、ゆったりと座れるものがオススメ。
アーム(肘掛)がついていると、本を読んだりスマートフォンを操作する際にアームに腕を置くことができ、体が疲れにくくなります。実は、腕の重さは片腕で体重の約6%もあるそうで、つまり、体重50kgの人の場合、片腕の重さは約3kg!アームに腕を置かない場合、この重さが体にかかってくるわけですから、アームの有無で体への負担はかなり違ってくると言えます。
■ウレタンフォームの下に伸縮性のあるメッシュを張り込んだ、座面の硬さを感じにくい座り心地「YU UC3 | ユー ユーシー3 ダイニングチェア」
(アームの有無が選べます)
■ゆったりと体を支えるレザーの質感が魅力「CAMPER CHAIR | キャンパー チェア」
ダイニングチェアに座って仕事や勉強をするような場合は、しっかりと背筋を伸ばすことができるように、背もたれがまっすぐに近いものや、ハイバック(高さがある背もたれ)のものが適しています。
■肘をかけて体を預けられる安定感「GRAY'S ARM CHAIR | グレイズ アームチェア」
■しっかりしていながら背あたりが良い「TR CHAIR | ティー・アール チェア」
小さな子どもがいたり来客が多い場合におすすめしたいのは、ベンチ!1人1脚のダイニングチェアにこだわらず、ダイニングチェア2脚の代わりとしてベンチ1台をおく方法です。
テーブルの片側にダイニングチェアを2脚、その反対側に背もたれのないタイプのベンチを配置することで、とてもスッキリとした見た目になります。
座る人数が限定されないベンチは、普段は2人で座って、来客時は少し詰めて3人で座ってもらうこともできます。また、背もたれのないタイプのベンチは、ダイニングチェアと違っていろいろな向きで座ることもできますし、出入りの際にダイニングチェアを引く必要がないので、広いスペースを確保するのが難しいという方にもおすすめのアイテムです。
ベンチではカバーしきれないくらい来客が多いという場合は、スタッキングできるスツールをいくつか用意しておくと、来客時に簡易的なダイニングチェアとして活躍してくれます。
■クッション性のあるシートのコンパクトなスタッキングスツール「MARK STOOL | マーク スツール」
ダイニングチェアとソファの両方を置くのが難しい場合は、クッション性のある座面に背もたれもついたベンチソファもおすすめです。
ダイニングテーブルと高さがしっかりと合うものを選ぶことでダイニングチェアとして食事時にもちゃんと使えますし、背もたれと適度なクッション性のある座面で、ソファのようにリラックスして使うこともできます。
■背面に抜けがあり、重くなりすぎない背もたれが魅力「REGALO SOFA | レガーロ ソファ」
すっきりとまとまりのある正統派のダイニングを作りたいという人におすすめしたいのは、ダイニングテーブルの素材やデザインテイスト、色味と近いダイニングチェアを選ぶこと。面白みには少しかけるかもしれませんが、何よりもシンプルで飽きのこない、長く使えるダイニングになります。
思い切ってダイニングテーブルのデザインと異なるダイニングチェアを合わせるのは、おしゃれで遊び心のある雰囲気のダイニングを作りたい人におすすめ。 インテリアコーディネートのセンスが必要ではありますが、ブルーやイエローなどカラフルな張地を選ぶのも面白いですね。
ダイニングチェアの基本の形・素材は同じものを選んで、座面の張地の色だけを変えて、色違いで揃えたり、色味は同じでも、張地の素材を革とファブリックなどで変えてみたり。さらに上級者は、ダイニングチェアの形自体バラバラのものを選んでも楽しいですよ。
ブランドやデザイナーを同じにすると、まったく異なるものを選んでいても、ごちゃついた雰囲気になるのを防ぐことができます。
まず最初に選択肢として悩むのが、ダイニングチェアの座面として、クッション性のある座面、木やスチールなど素材そのままの座面、どちらにするかということ。
クッション性のある座面のダイニングチェアを選ぶメリットは、何といっても、長時間座っていても疲れにくいという点。お子さんがいるなど、フードやドリンクをこぼすのが心配な場合は、張地に汚れにくい素材・汚れを拭き取りやすい素材を選ぶことをおすすめします。
一方、消耗するパーツであるクッションや張地の交換が必要になる点は、デメリットと言えるかもしれません。 木やスチールなど素材そのままの座面のダイニングチェアは、座面の消耗がなく、クッションを交換したり張地を貼り変えたりする必要がない点が便利ですね。
他にも、
・木の経年変化を楽しむことができる
・汚れてしまってもサッと拭き取るだけできれいにできる
・好きなデザイン、座り心地のクッションを座面に乗せて使うことができる
・座面とのデザインのバランスを考えなくてもいい
のもおすすめポイントです。
これらのメリット・デメリットを加味して、どちらが合っているか?で選んでみてください。迷った場合は、ショールームで、店員さんにおすすめを聞いてみるのも良いですよ。
腕が疲れにくくリラックスしやすいダイニングチェアを求めている人には、断然、アーム付きがおすすめ。しかし、アーム付きのダイニングチェアはアームなしのダイニングチェアと比べて、より多くのスペースが必要となることが多く、同じテーブルサイズでも入れられるチェアの数が少なくなったり、隣のダイニングチェアとの間隔が狭く、窮屈な感じになってしまうこともあります。
また、アーム部分の高さがテーブルの天板の下面よりも高い場合、ダイニングチェアをテーブル下に入れることが難しくなってきます。ダイニングチェアを引いたり、座っている人の後ろを通ることを考えると、ダイニングチェアの後ろ側を90~110cmはあけておく必要があるので、そのスペースが確保できるかどうかを合わせて考えます。
■アームがあっても重さを感じさせない「YU UC7 | ユー ユーシー7 ダイニングチェア」 (アームの有無が選べます)
■スタッキングもできる多機能チェア「YU UC2 | ユー ユーシー2 ダイニングチェア」
■ゆったりくつろげるダイニングチェア|HEALING ARM CHAIR
ダイニングチェア選びとして絶対におすすめしたいのは「試し座り」。座り心地がよく、長く使えるダイニングチェアを選ぶためには、ショールームなどに足を運び実際に座ってみることをおすすめします。
試し座りは、
①背筋をピンと伸ばした「緊張時」の姿勢
②背もたれにもたれた「リラックス時」の姿勢
の2つの姿勢で試すのがポイント。
姿勢によって座り心地も変わってくるので、使用頻度が高い方の姿勢での心地よさか、または、どちらで座っても快適だと感じるダイニングチェアを選んでください。
また、購入を検討しているダイニングチェアとセットで使うテーブルの高さ(床からテーブルトップまでの高さ)も測っていき、同じ高さのテーブルと合わせて試し座りすることで、テーブルと合わせて利用する時の感覚もつかめると思います。
ダイニングチェア選びはつい座り心地をメインに考えてしまいがちですが、一日に何度も引いたり入れたりするので、軽さや持ちやすさ・動かしやすさもかなり重要なポイントになってきます。
せっかくショールームに試し座りをしに行くのであれば、ぜひ、実際に使用するときのようにダイニングチェアを引いたり持ち上げたりして、扱いやすさも確認してみてください。
長く気持ちよく使えるダイニングチェアを選ぶには、ショールームで、高さ、座り心地、扱いやすさを実際に確かめることが大切です。
人それぞれ、座り心地も異なるので、ぜひご家族で行ってみてください。
本記事でご紹介したおすすめのダイニングチェアは、マスターウォールのダイニングチェアです。 ご紹介した以外にもたくさんのダイニングチェアを取り扱っています。
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