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理想のベッドを現実に。ベッドフレームのオーダーという選択
2022/02/15 00:00

2022/2/15編集

 

理想のベッドを現実に。ベッドフレームのオーダーという選択

一日の疲れをリセットし、翌朝スッキリと目覚めるには、上質な睡眠が欠かせません。忙しい毎日を送る方ほど、ベッド選びにこだわりを持っているのではないでしょうか。「マットレスとベッドフレームは別々に選びたい。それも、睡眠の質に直接関わってくるマットレスを先に選ぶ」という方も多いことでしょう。

しかし、せっかく体に合ったマットレスが見つかっても、ベッドフレームとサイズが合わなかったらどうしますか? 諦めるのは悔しいですし、合わないまま使うことになれば、次第に不具合が出てきます。

そこでおすすめなのが、“ベッドフレームをオーダーする”ということ。オーダーという選択肢を持つことで、既製品をそのまま購入することでは手に入らない、あなただけの理想のベッドを実現できるのです。今回は、オーダーできる内容から、フルオーダー・セミオーダーの違い、お店の選び方まで詳しく解説します。

 

ベッドフレームのオーダーで実現できることとは?

 

家具屋さんに並んでいる既製のベッドフレーム。お店によっては、部分的にカスタマイズ(セミオーダー)して、自分好みのベッドフレームを作ることができるのをご存知ですか?オーダーできるのは、主に次の5つです。

 

1.ベッドフレームの幅・長さ

 

まず、ベッドフレームの幅と長さをオーダーできます。ひょっとしたら、「シングルのマットレスには、シングルのベッドフレームを買えばいいんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんね。しかし、ベッドのサイズには共通の規格がなく、ロングサイズのマットレスや、メーカーによって長さも異なるものがあるため、メーカーによって少しずつ大きさが違います。

ベッドフレームの幅・長さ

もし、大きさが合わないまま使い続けると、次のような問題が発生する可能性があります。

マットレスよりベッドフレームが大きい場合

・ベッドフレームが余ってしまった部分にホコリが溜まる

・固いベッドフレームの角がむき出しになって危ない など

マットレスよりベッドフレームが小さい場合

・徐々にマットレスがずれてベッドから落ちやすくなる

・マットレスが劣化しやすい など

睡眠の質に大きく関わることではありませんが、ベッドは毎日使うもの。些細なことが徐々にストレスになっていくことも……。「睡眠」は一日の疲れを取るとともに、一日の最後をしめくくるリラックスタイムでもあります。マットレスとサイズが合わないベッドフレームを使うのはやめて、マットレスとぴったり合うサイズにオーダーして、安眠を手に入れましょう。

 

2.ベッドの高さ

 

同じベッドフレームでも、合わせるマットレスの厚みによってベッド全体の高さが変わってきます。ベッドフレームの中には高さをオーダーできるものもあるので、高さが40~50cmになるようにして立ち座りのしやすいベッドにしたり、高さを低くして部屋が広く感じられるようにするなど、使い勝手や好みに合わせてオーダーしてみてください。

ベッドの高さ

 

■部屋が広く感じられるロータイプのベッド「UNISON BED | ユニゾン ベッド」 部屋が広く感じられるロータイプのベッド「UNISON BED | ユニゾン ベッド」

ヘッドボードには本やメガネなどの小物を置けるスペースも。マットレスに合わせて、サイズオーダーが可能。

   

それから、ベッドの下を「収納」として使用したい場合は、ハイタイプのベッドフレームを選ぶとよいでしょう。

 

■高さのあるスッキリとしたフォルムのベッド「LUNA BED | ルナ ベッド」 高さのあるスッキリとしたフォルムのベッド「LUNA BED | ルナ ベッド」

ベッド下のお掃除もラクチン。サイズオーダー可能なので、お掃除ロボットをお使いの方は、ロボットの高さに合わせてフットを調整することができます。

フレームタイプとフットのオーダーを組み合わせながら、あなたにぴったりな高さを実現してください。

   

3.ベッドフレーム床板の素材

 

マットレスに合わせてオーダーできるのは、ベッドフレームのサイズだけではありません。お店によっては床板が選べることも。ベッドフレームの床板は主に「布張り」と「スノコ」の2種類。通気性を重視するのなら「スノコ」がおすすめですが、マットレスによっては「布張り」のほうが相性がよい場合も。床板をオーダーする際は「布張り」と「スノコ」のどちらがいいか、マットレスのメーカーや販売店に相談してみるのがよいでしょう。

ベッドフレーム床板の素材

 

4.ベッドフレームの素材と塗装

 

さらには、ベッドフレームの素材や塗装だってお好みに合わせてオーダーできます。選べる木の種類はメーカーによって異なりますが、よく使用される木材としては下記の4つが挙げられます。

・ウォールナット

・ホワイトオーク

・レッドオーク

・ブラックチェリー


それぞれ、色合いや模様、経年変化の特徴が異なります。ぜひ実際にみて、お気に入りの樹種を見つけてください。
また、木製のベッドフレームの場合は、仕上げの塗装も重要なポイントです。

たとえば、“木そのものの質感”を味わいたい場合は、使い込むほど味が出てくる「オイル塗装」がおすすめです。ただ、オイル塗装はどうしてもシミがつきやすいため、ベッド周りによく飲み物を置く方やシミが気になるという方は、水分を吸収しない「ウレタン塗装」という選択肢もあります。

ベッドフレーム床板の素材

 

5.ヘッドボードの高さ・奥行き

 

ベッドフレームのヘッドボードも、好みのものにオーダー・選択できる場合があります。ご要望として多いのは、マットレスの厚みに応じてヘッドの高さを変えるケース。ヘッド下部の垂直部分をマットレスの厚みに応じて変更すると、ヘッド上部の斜めの部分の起点をマットレスの厚みに合わせることができ、マットレスとベッドフレームに余分な隙間が空くこともなく、見た目も使い勝手もよくなります。

ヘッドボードの高さ・奥行き

たとえば、ベッドでよく読書やテレビを見る方は、ヘッドボード部分を背もたれとして使えるよう、少し高めにオーダーすると快適です。また、べッド周りにインテリアを置きたい方は、奥行きのあるヘッドボードのフレームを選ぶと、インテリアコーディネートの幅を広げることができるでしょう。

 

■奥行きのあるヘッドボードのベッドフレーム「BIELA BED (LONG HEAD) | ビエラベッド(ロングヘッド)」 奥行きのあるヘッドボードのベッドフレーム「BIELA BED (LONG HEAD) | ビエラベッド(ロングヘッド)」

天板に2口コンセントを備えた奥行きのあるヘッドボードが特徴。インテリアや照明を置くのにぴったり。マットレスに合わせてサイズや高さがオーダーできるほか、ベッドボードの奥行きは2サイズから選べます。

   

さらには、素材やデザインにこだわりたい方は、「上質な無垢材を贅沢に使用したい」「ベッドを2つ並べた際に、ヘッドボードの木目を通したい」といった希望も、ベッドフレームのオーダーで叶えられるかもしれません。常に視界に触れるヘッドボードだからこそ、上手にオーダーし、心地よい空間を作り上げましょう。

 

「セミオーダー」と「フルオーダー」のメリット・デメリット

 

ここまでは、ベッドフレームの「セミオーダー」でできることを見てきましたが、もし、すべてをオリジナルで作りたいという場合は、「フルオーダー」という選択肢もあります。では、セミオーダーとフルオーダーでは、それぞれどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

「セミオーダー」と「フルオーダー」のメリット・デメリット

 

ベッドフレームフルオーダーのメリット・デメリット

 

まず、フルオーダーのメリットは、なんと言っても「すべてを自分好みにすることができる」ことでしょう。お店や職人さんと相談しながら、世界でひとつだけのベッドフレームを完成させることができます。

一方でデメリットは、

・手間やコスト、完成までの時間がかかる

・完成品がないため、実際に触ったり寝てみたり、試すことができない

・製作が大掛かりになるため、じっくりと自分好みのベッドフレームを作ってくれる信頼できるパートナー(お店)の見極めが難しい


などがあります。

 

ベッドフレームセミオーダーのメリット・デメリット

 

次にセミオーダーのメリットは、

・既製品をカスタマイズしていくので、サイズ変更はもちろん、デザインや木の種類なども、実物のベッドフレームをお店で見ながらオーダーできる

・コストが選択肢ごとに明確であるため、計算がしやすく、かつフルオーダーよりも手頃

・セミオーダーを扱っているお店は規模が大きく、普段からベッドフレームを多数作っているところが多いため安心できる

・納期もフルオーダーより短く、長く待たされることがない


などがあります。

一方でデメリットは、やはり「オーダーできる範囲が決まっている」ことでしょう。制限がある分、自分の好みをすべて反映できるわけではありません。 セミオーダーとフルオーダー、どちらが自分に適しているのかよく考えてみてくださいね。

 

ベッドフレームをオーダーするお店の選び方

 

では、いざオーダーしようと思っても、案外難しいのがお店選びです。そこで、失敗しないお店選びのポイントをいくつかご紹介しましょう。

ベッドフレームをオーダーするお店の選び方

1.ベッドフレームの既製品を扱っている

既製品があれば、実店舗はもちろん、ネットショップでもたくさんの商品を見ることができるので、欲しいもののイメージを具体的に思い浮かべやすくなります。フルオーダーの場合は、これまでの事例写真をお店のHPで見られるところがよいでしょう。

2.実店舗が自宅の近くにある

ベッドは毎日長時間使うものです。できれば店舗へ足を運び、実際に寝たり触ったりしながら試すのがベストです。対面でスタッフに質問することもできます。

3.専門的な知識を持ったスタッフがいる

専門的な知識を持ったスタッフがいるお店であれば、単にベッドフレームを選ぶだけではなく、どんな雰囲気の部屋にしたいのか、インテリアコーディネートの観点からもアドバイスを受けることが期待できます。最近では、3Dインテリアシュミレーターが可能なお店も少なくありません。

4.信頼できる品質か

せっかくオーダーしても、元々の素材の質や耐久性が劣っていたら意味がありません。素材の質はもちろん、製造工程にもこだわりを持ち、品質チェック(強度試験)をしっかりと行っているお店を選びましょう。

5.メンテナンスや修理などのアフターサポートが充実している

ベッドフレームは、丁寧にメンテナンスしていくことで、長く使うことができます。購入後のサポートも充実しているかも重要なポイントです。

以上を参考に、お店を選んでみてくださいね。

 

あなたにぴったりな「ベッドフレームのオーダー」とは?

 

あなたにぴったりな「ベッドフレームのオーダー」とは?

「ベッドフレームを自分好みにオーダーする」と言うと、真っ先に「フルオーダー」を思い浮かべる人もいるでしょう。しかし、フルオーダーは納品までに手間もコストも時間もかかるため、簡単に手が出せるものではありません。

そこでベッドフレームを購入しようと思ったら、まずは既製品で希望に合うものがないか探してみることをおすすめします。その上で、希望と合わないところがあれば、サイズ、高さ、素材などがセミオーダーできるかどうか、確認してみましょう。

もし自分の希望が叶えられるのが、セミオーダーなのかフルオーダーなのかわからない場合は、セミオーダーとフルオーダーの両方をやっているお店に足を運んでみましょう。店内をぐるりと回るだけでも新しい発見があるかもしれませんし、お店で直接相談するうちにフルオーダーでしかできないと思っていたことが、実はセミオーダーでも可能だった……! なんてことに気がつくかもしれません。

思い切って店舗の扉を開けることで、理想のベッドフレームにぐっと近づくことができるのです。

 

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マスターウォールのベッドフレームは、経験豊富な職人が、素材の質、製造工程、技術に特別なこだわりを持ち、日本国内の工場でひとつひとつ丁寧に作っています。既製品はセミオーダーに対応しているので、幅や長さ・高さはもちろん、木の種類や塗装まで、細やかなベッドフレームのオーダーが可能です。もちろんフルオーダーにも対応しています。

また、マスターウォールは全国に店舗を持ち、直営店のスタッフは知識豊富なインテリアのプロ。相談だけでも構いません。ぜひ一度マスターウォールを覗いてみてください。あなたの理想のベッドの実現を、マスターウォールが全力でお手伝いします。

   

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