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ソファの生地選びのポイント&人気のおすすめ生地
2024/10/09 00:00

 

ソファの生地選びのポイント&人気のソファ生地

ソファの生地選び

 

リビングの中心的存在となるソファ。ソファはサイズが大きく目立つためインテリアの要になりますが、そのぶん選ぶのが難しい家具の一つです。

多くの人が悩むのが、種類が豊富なソファの生地選び。オーソドックスな色にしようか、お部屋のアクセントになるカラーを選ぼうか、方向性に迷いますよね。

ソファの生地選びは、
1.暮らしの環境
2.生地の素材
3.部屋の雰囲気や他のインテリアの色

をもとに生地を選ぶことで、暮らし方や部屋の雰囲気に合った生地を見つけることができます。

マスターウォールの家具は、100年後の人たちにも愛着をもって使い続けてもらえるよう、使用する素材から製造工程まで深いこだわりをもって作られています。ブランド名の由来にもなっているウォールナット材はもちろん、ソファやチェアの一部となる生地についても、家具を形作る重要な素材であると考えています。

ソファの生地やカバー選びは、ソファ本体よりもずっと難しい!

 

ソファ生地の賢い選び方

 

カバーリングソファは手軽に色や素材を替えられますが、それでも賢い選び方を知っておくことが大切。いったいどんな基準で選ぶのが良いのでしょうか。

 

ソファ生地の選び方① 暮らし方で選ぶ

 

ソファのカバーには毎日の生活をより快適にしてくれる、様々なメリットがある機能的な素材を使ったものがあります。たとえば、小さな子どもがいる方には洗濯できる生地や、飲み物をこぼしても安心な撥水加工生地。ペットがいる方には毛が付着しにくかったり、引っ掻きキズがつきにくかったりする生地がおすすめ。ライフスタイルに合ったカバーを選んでみましょう。

ソファ生地の選び方① 暮らし方で選ぶ

 

ソファ生地の選び方② 素材で選ぶ

 

革、リネンなどの天然繊維、化学繊維など、ソファのカバーにも豊富な素材があります。それぞれの特徴をよく理解してから選びましょう。代表的なものには、次のような素材と特徴があります。

 

■革


丈夫で美しい質感があるのが特徴。「ナチュラルマーク」と呼ばれる牛のカサブタやそばかすの跡のキズなどを残しており、自然な風合いが楽しめるものもあります。使用するうちに独特のツヤが増し、味が出てくる経年変化も革ならではの特徴。メンテナンスをすることで愛着をもって長く使えます。
また、繊維でできている布生地に比べて革はホコリやダニが付きにくく、お手入れが簡単なのも特徴です。

革のソファ

 

■天然繊維


植物や動物など天然の素材から作られた繊維。天然素材なので、糸の太さにばらつきがあり、これが上品な質感や風合いとして魅力に繋がります。代表的な素材は汚れに強く、年中快適に使える「ウール」、湿気を吸収して熱を奪うため夏は涼しく冬は暖かい「コットン」、通気性に優れた涼しげな「リネン」など。複数を組み合わせて生地を作ることもあります。

天然繊維のソファ

 

■化学繊維


化学的に加工して作られた繊維のこと。簡単に水洗いできるほか、機能性に優れた様々なメリットがあります。代表的な素材は軽くて湿気や汚れに強い「ポリエステル」、シワになりにくく虫や細菌の影響を受けにくい「アクリル」、強度があり汚れがつきにくい「ポリプロピレン」などの素材があります。これらの素材同士を組み合わせたり、天然繊維や再生繊維と組み合わせたりするなど、様々なタイプのものが作られています。

化学繊維のソファ

■再生繊維


木材パルプや綿、ペットボトルなどの素材ををリサイクルして作る、環境に優しい繊維。代表的なものは肌触りがよく光沢があり、シルクの代用品としても用いられる「レーヨン(ビスコース)」。こちらも化学繊維と同様、様々な素材を組み合わせて生地が作られています。

再生繊維のソファ

  
 

ソファ生地の選び方③ カラーで選ぶ

 

ソファカバーの素材の特徴を理解したら、色選びのコツも押さえておきましょう。カバーリングソファは手軽に替えられるのでビビッドな色合いに挑戦しやすいのがメリット。床やカーテンの色との相性を考えながら、お気に入りの色を選んでみましょう。それぞれの色には、大まかに次のような特徴があります。

 

■暖色(レッド、オレンジ、イエローなど)


明るく暖かい印象があり、気分を高めてくれる色。特にビビッドな赤やオレンジは白やベージュ系の床と相性が良くなっています。インテリアのアクセントになる一方、存在感があって大きく見える傾向があるので、小さめのソファなどにおすすめです。

 暖色のソファ

 

■寒色(ネイビー、ブルーなど)


落ち着いた冷静な印象を与える、書斎や寝室向きの色。白い床だとカジュアルな印象になり、ブラウン系の床だとシックな印象に近づきます。

 寒色のソファ

 

■無彩色(白、黒、グレーなど)


主張が少なく、リラックスした空間を作りやすい色。一見どんな部屋にも合わせやすそうですが、床やカーテン、照明の色に大きく左右されるため実は上級者向き。簡単な方法としては、床やカーテンと対照的な色(床やラグがホワイトの場合、ソファは黒やブラウン、ダークグレーなど)を選ぶと、メリハリのある空間が作れます。

 無彩色のソファ

 

人気のソファ生地をご紹介

 

ここからは、マスターウォールのソファ・ラウンジチェアで人気の生地をご紹介します。

ファブリック ソファの人気生地

 

1.FLORUS(シルバー)

見る角度によって色目が変わるモール糸を使用し様々な表情が楽しめます。光沢感のあるテクスチャでウォールナットによく合う高級感のある質感、化繊繊維ならではの水洗いができ、摩耗性の高い機能面も人気のポイントです。

FLORUS(シルバー)

FLORUS(シルバー)のソファ

  

2.SUBLIM53(ダークセピア)

ハリ感と柔らかさのバランスが良くコットンのような優しい手触りが特徴。凹凸・ツヤのないシンプルな中に、コントラスト差のある糸が緻密に織られているのが見えます。和洋どちらのテイストにも合わせやすく、落ち着いた色味です。
フロールス同様、化繊繊維ならではの水洗いができ、摩耗性の高い機能面も人気のポイントです。

SUBLIM53(ダークセピア)

SUBLIM53(ダークセピア)のソファ

 

 

3.DOMUS J/32101(トープ)

ビスコースのなめらかさとコットンの柔らかな手触りが特徴。ニュートラルカラーと締め色の2色をランダムに織り込んだ、モダンなデザインが人気です。

DOMUS J/32101(トープ) DOMUS J/32101(トープ)のソファ

 

 

4.JODY 03/3(ペールモーブ)

イタリアのセンスの良さが際立つ、上品な糸色の組み合わせが特徴。細い糸のグラデーションが柔らかな表情を生みます。リラックス感のある色合いと風合いが人気です。

JODY 03/3(ペールモーブ)

JODY 03/3(ペールモーブ)のソファ

 

 

5.AMARAL637(サンドグレー)

モール糸使いでミックス感のあるナチュラルなファブリック。光沢のある糸がアクセントになります。水だけで汚れが落ちるアクアクリーンテクノロジーを採用した機能面も併せもっています。

AMARAL637(サンドグレー)

AMARAL637(サンドグレー)のソファ

レザー ソファの人気生地

 

1.RIO#0015(ブラック)

風合いを感じられる滑らかなシボの表情が特徴。レザーの中では比較的リーズナブルな価格と、耐久性と撥水性に優れたお手入れのしやすさが人気のレザー。

RIO#0015(ブラック)

RIO#0015(ブラック)のソファ

 

 

2.PATINA(ブラック)

ハイグレードな原皮を使用し、染色による革本来のしっとりとした質感が特徴のマスターウォールオリジナルレザー。無垢の質感とともに素材感を引き立て合う風格を感じるブラックレザーです。

PATINA(ブラック)

PATINA(ブラック)のソファ

 

 

3.PATINA(ダークブラウン)

ワイルドな革らしさ、経年変化が愉しめるナチュラルな風合いが特徴のマスターウォールオリジナルレザー。
ファブリックとレザーのツートーンの組み合わせでは断トツの人気を誇ります。

PATINA(ダークブラウン)

PATINA(ダークブラウン)のソファ

 

 

4.RIO#1917(ブラウン)

風合いを感じられる滑らかなシボの表情が特徴。レザーの中では比較的リーズナブルな価格と、耐久性と撥水性に優れたお手入れのしやすさが人気です。気品のあるカラーリングがインテリアに上質な印象を与えてくれます。

RIO#1917(ブラウン)

RIO#1917(ブラウン)のソファ

 

 

5.FIELEN(グレージュ)

表面もスムースな型押しで滑らかな触り心地が特徴。明るめのカラーながら革の上質さを味わえるのが人気のレザーです。

FIELEN(グレージュ)

FIELEN(グレージュ)のソファ

 

 

ラウンジチェア

 

1.PATINA(ダークブラウン)

ナチュラルな風格のダークブラウンのパティーナレザーがラウンジチェアでは一番人気。
ファブリックソファにレザーのラウンジチェアは、インテリアコーディネートでも人気の高い組み合わせです。

PATINA(ダークブラウン)

PATINA(ダークブラウン)のラウンジチェア

 

 

2.PATINA(ブラック)

ブラックカラーもナチュラルな風格のパティーナがラウンジチェアでは2位にランクイン。
パーソナルな空間には、より質感の高さで生地を選ばれています。

PATINA(ブラック)

PATINA(ブラック)のラウンジチェア

 

 

3.RIN(キャメル)

部屋のアクセントになる発色の美しい明るいカラーのレザー。
手触りの良さと気品のある質感がナチュラルな木材とも好相性です。

RIN(キャメル)

RIN(キャメル)のラウンジチェア

 

 

4.CANVAS2 764(ウッディーブルー)

深いブラウンのベースカラーにブルーの糸が絶妙で上質さを感じられるファブリック。
ウール90%のため触り心地がさらりとしており、耐久性も抜群です。

CANVAS2 764(ウッディーブルー)

CANVAS2 764(ウッディーブルー)のラウンジチェア



 

機能で選ぶおすすめのソファ生地をご紹介

 

ここからは、機能別でおすすめの生地をご紹介します。

——アレルギーやハウスダストがある人にはどんな生地がおすすめですか?

埃が出にくい生地やカバーを選ぶのがおすすめです。たとえばレザー系やファブリックでは「MINI」。レザーは生地目がないため、「MINI」は毛足が短いため埃が出にくくなっています。「MINI」は抗菌、防カビ性がある「Trevira cs®」というポリエステル糸を使用しているのも特徴です。

MINI

 

——犬や猫などのペットを飼っている方におすすめの生地はありますか?

「ultrasuede®(ウルトラスエード®)」という生地は引っ掻きに強く、耐水性に優れているのでおすすめです。ペットと一緒にソファでリラックスできますよ。

ウルトラスエード
 

 

——できるだけソファのメンテナンスに手間をかけたくないという方には、どんな生地がおすすめでしょうか。

「RIO」という生地はウレタントップコート仕上げで汚れがつきにくく、手入れが簡単です。レザーですが週一回程度、乾いた柔らかい布で拭くだけで良いので、忙しい方でも取り入れやすいと思います。

rio

アクアクリーンテクノロジーを採用した「MYSTIC」も人気です。水で簡単に汚れが落ちるので、これまで手入れが大変で汚れが目立ちやすいことから敬遠されがちだった白色が取り入れやすくなったと思います。

アクアクリーン

 
 

生地の質感を実際に確かめたい

 

今回ご紹介した生地は、マスターウォールのショップでは大判のサンプルをご用意しており、実際にご体感いただけます。また、オンラインでは5枚まで無料で10cm角のサンプルをご請求いただけます。

実際に触れてマスターウォールが厳選する生地をご体感いただき、ソファ選びの参考にしてください。